2010/05/08

ブラリ 臼杵城下町

石仏を後にして臼杵の城下町へ。

九州ではおなじみ
フンドーキン醤油本社工場。
 港町、特有の侘びしさが漂う町。
 止まった時間。











  
 うなだれる友。













最後の番人。 

そんな町。
説明になってないな。

臼杵は宗兄弟の育った町です。
臼杵の姉妹都市はスリランカのキャンディー市です。

それはさておき、本当に時間の止まった城下町。

ゴールデンウィークという事で観光客もちらほら。

15時も過ぎていたので、お昼ごはんが食べれる所が見当たらない。
せっかくの臼杵、新鮮な魚でも食べたいところ。

唯一、準備中の札が出て居ない、お寿司屋さんを発見して
おそるおそる入ってみる。




そこはアジの箱寿司屋。
強面の大将、やばいと思ったら、心良く迎い入れてくれた。
お客はワタシだけ、めちゃイケの再放送が流れる店内。
シーンとしてるなぁ、と思っていたら、大将の方から話かけてくれる。
臼杵の町の話とか、大将がなんと
20年以上も前に神戸に住んでいた事があるそうで、話が盛り上がる。
女将さんのおばあちゃん(失礼)も登場して、話が盛り上がる。

出てきたお寿司が絶品。
おばあちゃんが自慢するお味噌汁も絶品。
今夜の宿の話をすると、
あんな所、若い子が泊まる所じゃない、と反対される。おばあちゃんが小学生の頃、7クラスで蟻の行列みたいに歩いて、その旅館まで遠足に行った事があるそう。
あそこの味噌汁より、絶対うちの方が美味しい、うちに泊まって行きなさい、とまで言われる。

お手洗いを借りると、その後和式便所の話で、おばあちゃんトークヒートアップ。

東京にいる息子さんは和式便所で慣れてるから、洋式便所の便座に立って用をたすそう。
下の話が大好きなおばあちゃん。
近くの武家屋敷に昔の便所が公開されているから、行きなさい、と助言を下さる。


あの頃は今みたいに下着も可愛くなかった。
今は可愛いのがいっぱいあって、洗濯してても楽しいわよね、

なんて、おばあちゃんは今も可愛い花柄のパンツをはいているそうな。


ワタシが臼杵の石仏を15年前に見に来ているらしい、 話をすると

「それはね、臼杵の神様が、
あなたにはもう一度自分に会いにくるべきだって、呼んだのよ。
今のあなたなら喜んでくれると思って、呼んだのよ。」

とおばあちゃん。
良いこというなぁ、おばあちゃん。
そう言われるとなんとなくそんな気がしてくる。








楽しくって長居してしまう。別れの時、
「本当に今日の宿、嫌になったら向かいにいくから電話しなさいよ!」
「あなた明るいから、私また会いたいと思いました」
そんな、うれしい言葉を頂く。



ワタシもまた会いたいと思う、素敵なおばあちゃん。

・武家屋敷には昔の便所が公開されていなかったコト
・その日の宿のご飯には残念ながら、お味噌汁ではなくて、おすましだったコト
・実はおばあちゃんとワタシの髪型が酷似しているコト

話したいコトがいっぱいあるので、両親でも連れてまた行こう。

臼杵の町にお越しの際は、是非、矢車寿司へ!

美味しいよ。楽しいよ。


~つづく~




4 件のコメント:

  1. ダ・シルバ2010年5月18日 13:11

    「ブログ」開設おめでとう!
    楽しく拝見しましたよ。
    その頃、私は国東にいました。もちろん自転車で160km走ってました。

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  2. ハナピーです。
    次のネタは??? 楽しみに待ってま〜す。
    臼杵の次は杵築に行ってみて下さい。
    坂と階段の多い静かな城下町です。

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  3. コメントが更新されてませんよー(爆)
    楽しみに待ってまーす!

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